中国で働いて、だまされないように注意するだけで疲れました

広告代理店に勤務しています。1年間、中国の上海にある中国現地法人に長期出張という名目で、実質は転勤ですが働きました。

仕事内容は、広告代理店ですので、主には日本企業が中国に進出してきた時の宣伝広告を代行するということでしたが、広告代理店という会社は、クライアントが頼むことは何でも代行するのがミッションなので、広告宣伝だけではなく、中国現地法人の立ち上げ、それに伴う中国提携先の選定、法律関係の処理、人材の募集、取引先の開発、システムの開発などなんでもやりました。

勤務形態は、正社員の出張が形でしたので、ホテル代、出張手当、海外手当などすべて会社が出してくれ、ほとんど自分のお金は使わなかったので、かなり貯金ができました。

中国で働いた中でよかったことは、とにかくあらゆることを、あらゆる障害の中でこなさなければならないので、毎日スリリングで、猛スピードで仕事をしたことによって、自分自身の問題解決スキルが非常に上がったことです。たいがいのことでは驚かなくなりました。

嫌だったこと、というか嫌気がさしたのは、中国人のビジネスマンはかなりの割合で、嘘を平気でつき、人をだますことを何とも思っていないというのが多かったことです。そして彼らはそれを悪いと思っていませんし(ビジネスの普通のやり方だと思っています)、だましたとも嘘をついたとも思っていないのです。ですので、常に仕事相手がそういう人間ではないかということを疑ってかかりながら仕事をするのがかなり精神的にはしんどかったです。

私の場合は1年で日本に戻りましたが、ずっとあの国で仕事をしたら、心がすさむだろうな、と思います。